まーちに彩りを

日記のような雑記帳ブログ。少しでも役に立てることを書いていきたい。

映画「アヒルと鴨のコインロッカー」

表題のタイトルの映画を、プライムビデオにて観ました。

以前は無料で見れましたが、現在はレンタルでしょうか。また無料で見れることもあるかも知れません。

アヒルと鴨のコインロッカー

劇場公開日:2007年6月23日

映画.comの評価は、星3.8(79レビュー)でした。

eiga.com

 

原作は伊坂幸太郎の5本目の長編。ミステリー小説ですね。原作は読んだことがないので、今度本屋に行く際に見てみようと思います。(敬称略)

 

本編は、カットバック形式で現在の物語と過去の物語がラストで結びつくというもの。

映画の前半と後半では全く違う印象を持つ映画だと観終わった後の私は思いました。

あまりミステリー小説や映画を見ないのですが、新しい世界を開拓できたなと感じています。人間の複雑な想いが入り混じった映画でした。

10年以上前の作品になりますので、ネタバレもなにも無いと思いますが映画は自分の目で実際に見ることが一番楽しめると思いますので極力避けていきます。

感想をつらつら

主人公の椎名は、押しに弱い性格な大学生。引っ越してきたばかりの椎名は、隣に住んでいる変わった居住者にこう言われる。

 

「一緒に本屋を襲わないか」

 

このやり取りが物語の始まりであり、鍵である。

 

以前、世界から猫が消えたならという映画で濱田岳が主人公の親友役をやっておりハマったのがきっかけでこの映画を見ることにしました。

12年前の映画ですので今と違ってスマホもありませんし、外国人がコンビニでアルバイトしているのなんて日常茶飯事なことではない。そんな少し昔の話ですね。

物語の中で外国人が登場しますが、日本語を覚えなきゃ生活することもままならないのだと改めて知ることができました。

セリフの中に「日本なんだから、日本語を使え。」と外国人にいうシーンがあります。当然といえば当然かもしれません、英語圏では英語を使いますしね。しかし、日本語しか話せない言い訳にも聞こえました。

今ではそういう風潮は薄れてきているのかな。グローバル化が進んでいますので英会話を学ぶ人多いですし、仕事で英語を使う機会も増えてきています。

私は普段全く英語を使う機会はありませんが・・。

あと昔は外国人が少ないということもあり、嫌悪していた人も今では慣れてきたのではないでしょうか。

東京のコンビニでは、ほぼ外国人が雇われていますし。

 

あまり物語の内容とは関係ない話をしていましたが、一つのシーンでも考えさせられることがあるのが映画の魅力の一つですね。

 

話は戻りますが、この作品は主人公が物語で出会った人物の過去と今を体験する話になっています。

最初と最後では登場人物の印象もガラッと変わりますし、トリックが分かった時は鳥肌が立ちました。

少し過激なシーンもあり何度もは見れないですが、面白い一作だったなと感じました。

 

この映画の主題歌にボブディランの「風に吹かれて」が起用されています。一度は聞いたことのある曲だと思いますが、映画が終わると自然に口ずさんでしまうような後味の映画でした。

ネタバレを避けての感想でしたが、最後に一つ映画の中身を言うならば、君は外国人に優しく接することができるか?ですかね。

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