映画「何者」 -僕は誰で、君は誰なのかを知る-
表題のタイトルの映画を、2019年1月4日にプライムビデオにて観ました。
「何者」
劇場公開日:2016年10月15日
就職活動対策のため集まった5人の大学生が、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする本音や自意識によって彼らの関係性が変わっていくさまを描く。
映画.comの評価は、星3.3(367レビュー)でした。
つい最近見たばかりの映画になります。ポスターでは山田孝之も載っていて、如何にも六人の話だぞと言っていそうですが、ほぼ五人の話です。ですが、大事なセリフは言っていますので全くの出番なしというわけではない。(敬称略)
就活をメインに物語は展開していきます。
ごく最近の就活は、こんな感じなのかと思って頂いて構わない。そんな内容です。私の就活は2016年でしたが、ほぼ映画と変わらないと言っても過言ではありません。
ただ、五人の大学生が一つの部屋に集まって就活対策をするというのは、私には縁のない話でしたが。
群像劇。一人一人、境遇も性格も全く違う五人。今までの経験も勿論違いますし、希望の就職先も違います。そんな五人が集まったらどうなるのか、それがこの映画で描かれています。
映画を見ながら思ったことは、五人の誰かが内定を貰ったら亀裂が出来るのではないか。ドロドロな映画になるのではないか。そんな不安を常に持ちつつ見ていましたね。
リアルな就活模様が描かれていますので就活生は見たくないと思う方がほとんどではないでしょうか。
就活の最中に映画を見るほど余裕など無いでしょうし、疲弊している心にこの映画は辛いものがあります。
決して楽しい映画ではないです。ですが、見て損はしない。そんな映画です。
※この映画をみたユーザーの一人の感想に過ぎません。
結局のところ、自分のことは自分にしか説明できないですし、一番知っているのは自分なんです。気付いていない部分は、家族や友達が教えてもらうしかない。
自分を偽って、よく見せても採用の人には見透かされている。らしい。
まあ、内定を貰えていない状態ではそんなこと考えていられませんけどね。
何せ、今までの自分をアピールしているのに内定が貰えないということは、人生を全否定されているような気持ちにさせられますから。
今でこそ、就活を終えて社会人として働いているからこんなことを書けるようになっています。
あの時は辛かったと振り返ることができているなら、この映画を見ても大丈夫だと思いますね。
アマゾンレビューに素晴らしいレビューが書かれていたので、是非読んでみてください。
むしろ、あのレビューの後に書くのは恥ずかしいレベルです・・。